駒井木材の家 ◇ ソフト編 ◇

これが「駒井木材の家」です。 と、お見せできない理由は、
建て方よりも住み方が優先だから。
 確かに、スマートなデザインや、気持ちのよさそうな間取り図をお見せして、「こんな家はいかがですか?」とご提案したほうがわかりやすいとは思いますが、それぞれのご家庭にとって「家」が果たすべき役割は千差万別ですから、あらかじめこちらの用意したプランが、ぴったりマッチすることは希有なことで、事実上不可能だと思います。
 暮らしを家に合わせていただくのではなく、暮らしに合った家を、と、とことん話し合ったうえで…、でなければ何も提案できないのが正直なところです。
また一方で、昨今の巷に氾濫する住宅の建て方にも不満があります。
木造住宅と称しながら、「木」を知っているのか、疑問を呈さざるを得ないケースが少なくないことに悲しみすら覚えます。
「木」を扱い続けてきた知恵と技術の蓄積は、この悲惨な現状に目をつぶっていられませんでした。
建てる側の問題は、やがてそこに住む人の問題へと移ります。
誇りと気概を持って「駒井木材の家」をお勧めする理由は、ご家族が幸せな日々を送る環境を整えたい、ただその一点に集結されます。
「家」が「家族」を育てることもあるのですから。
「木」を使った家が「木」を活かしているとは限らないことが、悲しい。
化学系の断熱材は使いません。
■化学系の断熱材は使いません。
「まだ化学素材に頼りますか?」
床、壁、天井に貼りつめた厚み3センチの県産杉材と空気層の効果的な組み合わせによって、断熱性能を高めます。
さらに「木」の調湿効果が発揮されることで、一年中快適な居住区間を保ちますし、またシックハウスなどの化学物質過敏症も防いでくれます。
そして構造体の一部となって、家の強度を増す働きも示します。
「木」の生命力を最大限に引き出した住まいは、家と家族の健康にも役立つはずです。
化学素材に頼ること、再考しませんか?
「木」が本来持っている生命力を日々の暮らしの生活力に。
「木」を知る者の「木」への尊敬です。
■床下に敷いた木炭で空気を清浄化します。
「空気の清浄化にも木の力を」
床下に木炭を敷きつめ、これによって浄化された空気は、地熱がおこす上昇気流で壁の内部を巡り、さらに室内に取り入れられます。湿度の調整とマイナスイオン効果も相まって、住む人をリラックスさせてくれるはずです。
強制的な換気と違う、自然な空気の対流に包まれて、身体もきっと、大昔に森の中で暮らしていたときの自然なリズムを思い起こすのではないでしょうか。
「木」にこだわる、というより、「人」にこだわった結果が、「木」を活用するという方法だったのです。
床下に敷いた木炭で空気を清浄化します。
県産のヒバや杉をふんだんに使います。
■県産のヒバや杉をふんだんに使います。
「家は建築より環境で考える」
15〜21センチ(5寸〜7寸)角の太柱を多用し、基本の柱は12センチ角、その他の内装にも様々な木目の「木」をできるだけ多く利用します。
目にも肌にも優しい空間は、長時間ここで暮らす人たちにとって、何よりも快適な環境を提供します。
家は単なる箱ではなく、生命が生まれ、育ち、全うされる環境だと思う、ひとつの提案です。
青森の「木」は青森の気候風土と、そこで生き抜く知恵を、芯から記憶している。